平成22年4月、医療法人琢生会は、神田マタニティクリニック分院・婦人科を江の木町に開設いたました。
当医療法人は平成2年に先代の加藤明先生が設立し、江坂にある分娩施設として情熱を注がれ、皆様と共に歩んでまいりました。また、平成18年に私、神田宏治が院長を引き継ぎ、平成19年には琢生会神田マタニティクリニックと改称し、今年で5年目に入りました。この20年以上の間に、当院で1万人を超える命が誕生されています。現在も自然な分娩を希望される多くのお母様に選ばれていることを光栄に感じております。当施設のスタッフは一丸となり産科医療への力を発揮できている充実感をかみしめつつ、えがたき喜びを皆様とわかちあえることに常日頃感謝しております。
一方で婦人科医療におきましては、当院で出産されたお母様が産後に気軽に通える医院であったかといいますと、多少の混雑と待ち時間等のために残念ながらそうではありませんでした。本当は受診したかったけど、つい時間が無くて行けなかったという声を多く聞きます。婦人科疾患では早期発見、早期治療が間に合うかが分岐点となるため、私どもはその声を聞くたびに、心苦しい思いでおりました。さらにこのたび10年前から相良レディースクリニックを江の木町駅前で開設されていました相良雪子先生が閉院されることとなり、さらに地域の婦人科医療が縮小する状況が迫っておりました。それらの危機的な状況を鑑み、婦人科医療の地域での空洞化をさけるために、我々は産婦人科医師をさらに増員しクリニックを継続する選択をいたしました。苛酷な労働環境が強いられる産婦人科医の減少が社会問題となっていますが、私の大学病院時代の後輩である佐藤先生が当医療法人のスタッフとして新たに加わることとなり力を合わせて、地域の産婦人科医療を今まで以上に充実させていけますよう努力してまいります。
全ての女性の健康を見守りたいと、ANNEXは思春期〜更年期まで、様々な女性検診を中心に診察して参ります。西田ヒロ子先生が管理医師となり、地域の女性の健康を見守る産婦人科としてより精進して参りますので、今後も神田マタニティクリニック本院・分院共によろしくお願いいたします。
神田マタニティクリニック分院婦人科理事長神田宏治